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メディキュア開発ストーリー ⑥

ストレスフリーな毎日を届けたい! カップ付きインナー

2020年10月7日

ストレスフリーな毎日を届けたい! カップ付きインナー

メディキュア低刺激インナーのやわらか素材で、術後の肌にもやさしいカップ付きインナーを開発しました。カップ付きインナーに込められた想いをお届けします。

放射線治療による肌トラブルのつらさ

「かたい下着を着けると、かゆみや痛みが出る。一番ひどいときは、わき部分に水ぶくれができてつぶれて痛く、ブラジャーは着けられない。」
「お風呂上りは、かゆくて布も当てられない。」
メディキュア開発担当チームが、放射線治療経験のある乳がん患者さんとお話するなかで、治療の影響で生じた肌トラブルや、肌に直接身に着ける下着選びでお困りの声をたくさん伺いました。

放射線治療による肌トラブルのつらさ

放射線治療中の肌が求める下着の開発

患者さんのお悩みを解決するにはどんな下着が必要なのか……それを形にするため、私たちは調査を開始しました。
日本における乳がんの手術は、その6割近くが乳房温存術で、温存を選択した場合、放射線治療を併用することが標準治療とされています。(注) 放射線は乳房やわきの下などに照射されることが多く、照射部位は肌がデリケートになるため、肌トラブルへの対策が重要です。特にわきの下は、下着の縫い目が擦れたり、動いたときに肌どうしが擦れたり、刺激を受けやすい部分です。

看護師さんからも、
「刺激の少ない素材で、わきの下をやさしく包み込むことが大切。袖があることは欠かせません。」
こんなご意見をたくさんいただきました。そんな専門家のご意見をもとに誕生したのが、カップ付きインナーです。

【注】参考文献:土井卓子 (2015) 『乳がんと言われたら読む本 治療・生活・食事・ケア』 株式会社蕗書房

放射線治療中の肌が求める下着の開発

カップ付きインナーの特徴①やわらか素材

メディキュアカップ付きインナーの素材は、やわらかさを追求して生まれました。洗濯してもかたくなりにくいレーヨン混。このやわらかな素材で、刺激が気になる胸もとや、わきの下をやさしく包み込みます。

カップ付きインナーの特徴①やわらか素材

カップ付きインナーの特徴②胸とわきの下への刺激を軽減

胸やわきの下に肌トラブルがある方にとって、カップ部や脇ぐりの縫い目は大敵です。メディキュアカップ付きインナーは、そんな縫い目をなくしました。グンゼオリジナルの接着技術でパッド挿入部や、袖をつなぎ合わせています。動いたときでも縫い目の不快感を気にする必要がありません。

カップ付きインナーの特徴②胸とわきの下への刺激を軽減

病気や肌トラブルと付き合う日常だからこそ、ストレスフリーな毎日であってほしい。そんな願いからメディキュアは生まれました。肌トラブルに悩む女性たちが悩みを忘れる毎日が過ごせるように、そんなものづくりをこれからも目指していきます。

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