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入院した時にあって良かったもの(乳がん入院経験者の体験談から)

2023年8月30日

乳がんで入院中のイメージ

入院が決まると病院から「入院準備リスト」を教えてもらいますが、入院中の生活はわからないことが多くどうしても不安になりますよね。今回、乳がん手術経験の方が「あの時、あってよかった」と思ったものを伺いましたので、自身も乳がんサバイバーである筆者の経験も踏まえながらご紹介します。

衣類は、前あきタイプが便利だったとの声が多い

入院中あって助かったもの準備してよかったもののグラフ一位 前あき下着 二位 前あきパジャマ など

乳がんの手術を経験された方だけではありませんが、入院中は診察、検査などでたびたび、着衣を脱ぎ着します。頻度が高いので、パジャマだけでなく、下着についても前あきタイプが便利との声が多かったです。

パジャマはやはり前あきの方がいいです。ドレーンの管を入れるのにポーチをずっとさげているのでボタンなら間からドレーンの管を出せるため。腕が上げにくくなるので、着替えもしやすいです。」 (50代女性)

「ドレーン」とは、術中に設置するチューブの事。術後に患部から出る体液などを体外に出すためのものです。このチューブの先に排液を溜めておく小さなバックがついています。人によりますが1週間ほどで抜けることが多いです。それまでの間は24時間一緒ですのでボタンの間からチューブを出せる、前あきパジャマは便利ですね。

前あき下着は1着あればよい、と言われるかもしれませんが、数着あると望ましい」(50代女性)

入院中は、入浴回数が減ります。私も入院中にホットタオルを頂いて身体を拭いた時に、洗濯した新しい下着を着るだけでも、さっぱりして本当に気持ちよかったです。


経験者だからわかる、こんなご意見がありました!

「大きめのS字フックをベッドの両脇に付けておいて、ドレーンがどちらにも掛けられる。」 (50代女性)

ドレーンバックはやや重量感があるので、ベッド上でフックに掛けておくと、チューブも邪魔にならず、重さも気になりにくく、便利だと思います。私は、斜め掛けポーチに入れて、一緒に移動していました。

「あって助かったものは水を飲むためのストロー付きペットボトルキャップです。」 (30代女性)

終日、ベッドの上で過ごすことになるので、こぼれにくいペットボトルが便利です。さらにストロー付きペットボトルキャップがあると、体を起こさずに水分補給でき、いいですね。

お気に入りのタオル。枕にかけるだけで病院のベッドの上が自分のスペースになり、落ち着きました。」(60代女性)

普段と違う環境で1週間ほど過ごさなければなりません。ちょっとした工夫で過ごしやすくできるといいですね。私は、携帯タイプのアロマディフューザーも気分転換に便利でした。

「入院中は肌が乾燥するので、肌ケア用クリームやジェルが重宝しました。」(50代女性)

他にも、ハンドクリームやリップクリーム、保湿化粧水など乾燥対策グッズをおススメしている方が多数おられました。 病室は患者さんのためにエアコンで室温が整えられていますが、どうしても乾燥しがちになります。ご自身にあった保湿グッズもあるといいかもしれません。

クッションや抱き枕 横向きで眠る時に今までのように手を下せない クッションを抱くようにすると眠りやすかった。」(50代 女性)

手術後、少しの間は術側の腕の上げ下ろしが不自由になることがあります。また、ベッド上で一日のほとんどを過ごすので、心地よい姿勢を保つためにも便利だと思います。

治療や手術のための入院ですが、ご自身にあった便利なものを側に置いて、できる範囲で入院生活を心地よく過ごせると良いですね。

※アンケートは、メディキュア前あきハーフトップ購入者にご協力頂きました。

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