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乳がん術後専用ブラ、準備した方がいいですか?
乳がん患者さん200名にアンケート調査を実施!術後のブラ選びの実情を伺いました。
10月はピンクリボン月間です。グンゼでは、乳がん患者さんをはじめとするすべての女性が心地よく過ごせるお手伝いがしたい、そんな想いでメディキュアの製品や情報を発信しています。そこで今回は、乳がんの手術を控えている方や、術後の下着選びをお考えの方に向け、乳がん経験者へのアンケート結果をご紹介します(注)。
乳がんになって困っていること、1位は「傷の痛み」
乳がんになって困っていることは、「抗がん剤で髪の毛が抜けた」、「温泉に行けなくなった」、「人前で着替えられない」など、アピアランス面でのお悩みの他、「自分の裸体を見るのも、人に見られるのもつらい」といった術後の体を受け入れることのつらさなど、心理面でのお悩みを抱える方が多数いらっしゃるという結果に。しかし、そういったお悩みよりもさらに多かったのが「術後の傷が痛む」ということ。全体の3割近くの方が持つお悩みです。
専用ブラって準備した方がいい?
傷の痛みのお悩み対策には、術後の体にやさしい下着が必要ではないでしょうか。また、「やさしい下着ってどんなもの?」、「専用のブラだと安心?」などなど、いろんな疑問が湧いてきます。では実際のところ、術後の患者さんは乳がん専用のブラジャーを購入されているのでしょうか?アンケート調査の結果では、専用下着の購入経験があるのは全体の3割程度でした。必ずしもすべての患者さんが、専用ブラを購入されるわけではないようです。
どんなブラを買うといいの?
術後の傷のケアを考えると、乳がん専用ブラであることよりも、術後の体にやさしい下着の条件を満たしていることが大切です。多くの乳がん患者さんを支えている乳がん認定看護師の皆さんにお聞きした条件とは、
- 縫い目やタグなどの刺激がないこと
- 柔らかく、摩擦の少ない生地であること
- 前開きタイプで着脱がしやすいこと
実際、乳がん専用ブラを買われた患者さんの多くが、看護師や医師からの勧めをきっかけに専用ブラを購入されています。
術後ブラの準備でお悩みの方は、一度身近な看護師さんに相談してみてはいかがでしょうか?グンゼは、看護師のみなさまへの情報提供活動も積極的に行っています。
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2019年7月2日