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乳房温存手術後の下着選びは“擦れ”に注意!

2021年10月6日

乳房温存手術後の下着選びは“擦れ”に注意!

乳房の温存手術後に気を付けたい下着の選び方についてご紹介します。

乳がんは、医師から一方的に治療法を勧められるというよりは、患者さんの希望を聞きながら、医師と患者が相談して治療方針を決めていく、そんな病気の一つではないでしょうか?なぜなら乳がんは、個人によってがんの性格が様々であり、治療過程や治療後の生活における優先順位が、人それぞれ異なるからです。特に「自分の乳房を少しでも多く残したい」、そう考える患者さんは少なくないはずです。
乳房温存術では乳房に放射線を照射することが標準治療となっています。(注1)放射線治療後は肌がとても敏感になっており、そんなときに困るのが下着選び。そこで今回は、乳房温存術後の放射線治療時に気を付けたい下着の選び方についてご紹介します。

乳房の揺れへの対策

放射線治療中は、バストが揺れると肌と衣類が擦れて痛みを生じる可能性があります。傷口に触れるのを避けるために下着を着ない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、バストの揺れを防ぐために、適度な保持力のある下着を選択してみてください。

乳房の揺れへの対策

下着の圧迫や刺激への対策

そうは言っても過度に締め付けの強いものや、縫い目やタグなど刺激のあるものを身に着けるのは避ける必要があります。アンダーバスト部や肩紐の幅が広く、着圧が分散されるハーフトップなどがおススメです。

乳がん専用ブラを購入したことがあるか

これから手術を控えられている方や、術後の下着選びにお悩みの方は是非、参考にしてみてくださいね。

(注1)参考文献:土井卓子 『乳がんと言われたら読む本 治療・生活・食事・ケア』(株式会社 蕗書房/2015年)

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