もっともっと、メディキュア!
乳房温存手術後の下着選びは“擦れ”に注意!
乳房の温存手術後に気を付けたい下着の選び方についてご紹介します。
乳がんは、医師から一方的に治療法を勧められるというよりは、患者さんの希望を聞きながら、医師と患者が相談して治療方針を決めていく、そんな病気の一つではないでしょうか?なぜなら乳がんは、個人によってがんの性格が様々であり、治療過程や治療後の生活における優先順位が、人それぞれ異なるからです。特に「自分の乳房を少しでも多く残したい」、そう考える患者さんは少なくないはずです。
乳房温存術では乳房に放射線を照射することが標準治療となっています。(注1)放射線治療後は肌がとても敏感になっており、そんなときに困るのが下着選び。そこで今回は、乳房温存術後の放射線治療時に気を付けたい下着の選び方についてご紹介します。
乳房の揺れへの対策
放射線治療中は、バストが揺れると肌と衣類が擦れて痛みを生じる可能性があります。傷口に触れるのを避けるために下着を着ない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、バストの揺れを防ぐために、適度な保持力のある下着を選択してみてください。
下着の圧迫や刺激への対策
そうは言っても過度に締め付けの強いものや、縫い目やタグなど刺激のあるものを身に着けるのは避ける必要があります。アンダーバスト部や肩紐の幅が広く、着圧が分散されるハーフトップなどがおススメです。
これから手術を控えられている方や、術後の下着選びにお悩みの方は是非、参考にしてみてくださいね。
こちらの記事もオススメ
胸をサポートする肌着の選び方
胸をサポートする肌着には、ブラジャーやハーフトップなど、様々なタイプがあります。中でもハーフトップタイプは、補正効果は小さいですが胸全体を包み込み、リラックスして着用することができます。今回は「肌にやさしい」ハーフトップ選びのポイントを、ご紹介します。
2019年7月2日
前開きハーフトップで活きたグンゼの職人技‼
腕が上がらない時に便利な「前開き」の商品。実は、「前開き」を実現するための細かな仕様にも、肌当たり軽減のためのこだわりが隠れています。
2020年4月22日
乳がん治療経験者のお悩み調査 ②
「乳がん治療経験者のお悩み調査①」では、乳がん治療経験者が抱える体のお悩みについてご紹介しました。今回は、メディキュア 前開きハーフトップの着用感に関する声をご紹介します。
2020年7月1日