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吸水ライナーと便利なショーツで解決！産前産後の尿漏れ

2022年5月25日

産前産後の体のトラブルで多いものの一つである「尿漏れ」。今回は「尿漏れ」をテーマに、その実態と対応策についてご紹介します。

人生の中で体が大きく変化するタイミングの一つとして、女性には「妊娠」があります。赤ちゃんを育てている子宮が大きくなってくると、胃が圧迫されて苦しくなったり、膀胱が圧迫されてトイレが近くなったり、尿漏れが起きたり、重心が変化して腰痛が生じたり・・・と、体の変化に伴い、あらゆる部分に不快症状が出てきます。
そんな周産期の体のトラブルの中でも、今回は「尿漏れ」にフォーカスし、妊産婦さんの悩みの現状や、解決方法についてご紹介していきます。

８割以上の妊産婦が尿漏れやその不安を経験

グンゼでは、妊娠中や出産後に尿漏れを経験された方が実際にどれくらいいるのかをリサーチしました。その結果、「尿漏れではないが、不安に感じたことがある」を含めると、8割以上の方が、尿漏れの経験や不安を感じていることが分かりました。

※グンゼ調べ：出産後の女性34名を対象としたアンケート調査を実施。

尿漏れの原因は、膀胱の圧迫や骨盤底筋の損傷

妊娠中、出産後ともに尿漏れに悩まされる女性は多いのですが、両者の原因は少し異なっています。特に妊娠後期には尿漏れを経験する女性が増えますが、妊娠後期における尿漏れの原因は、膀胱の圧迫によるものが多いようです。妊娠週数が進むほど、子宮がどんどん大きくなり、子宮が膀胱を常に圧迫するようになります。妊娠後期にトイレが近くなるものこのためです。膀胱が圧迫されている状態で、くしゃみなどお腹に力が入ると漏れてしまう・・・というケースが多いようです。
また、出産によって、骨盤底筋と呼ばれる排尿や排便をコントロールしている筋肉が損傷することがあります。これにより産後は骨盤底筋が緩んで尿道の締まりが悪くなり、尿漏れが起こる方もいらっしゃいます。

尿漏れには吸水ライナーとショーツを活用しよう

では、実際に尿漏れを経験した方はどんな対策をしているのでしょうか？グンゼのリサーチでは、アンケート回答者の約半数の方が、「吸水ライナーを使用したことがある」と回答されています。骨盤底筋を鍛えるなどの根本原因の解決ではありませんが、手っ取り早い解決策と言えそうです。吸水ライナーを使う際には、マチ部分が二重構造になっているショーツがおススメ。マチ部分が二重構造になっていることで、羽根つきのライナーもショーツの内側に収めることができますね。またボクサータイプは裾がヒップの下でカットされているので、吸水ライナーをしっかり覆います。