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冬のインナーで肌トラブル!?知ってほしいその原因と対策

2022年12月14日

冬のインナーで肌トラブル!?知ってほしいその原因と対策

冬場に保温インナーを着ていて肌が乾燥したり、赤みが出たり・・・といったトラブルを経験したことはないでしょうか?肌トラブルで悩む方に知ってほしい、原因と対策をご紹介します。

肌トラブルの原因のひとつは吸湿性の低さ

冬の保温インナーを着ていて痒みや赤みといった肌トラブルが出ると、「化学繊維が原因なのでは?」と思っていませんか?最近の保温インナーは高機能なものが多く、保温性を高めたり、動きやすさを高めたりするため、様々な化学繊維を組み合わせて作られていることが多いです。そのため、「肌トラブルの原因は化学繊維だ」と思っても無理はないと思います。
しかし、その原因のひとつには、繊維の吸湿性の低さがあるのです。

肌トラブルの原因のひとつは吸湿性の低さ

冬の肌トラブル予防には、吸湿性の高い衣類がおススメ!

冬場に着るインナーの吸湿性が高いと、どういいのでしょうか?
それは静電気が起きにくいことです。繊維に含まれている水分量が多いと電気が空気中に逃げやすく、静電気が起こりにくいのです。
静電気によって皮膚障害が発生する可能性を報告した論文(注1)などもあり、肌トラブルを予防するには、静電気が発生しにくい衣類、つまり吸湿性の高い衣類を着用することがおススメです。

冬場に着るインナーの吸湿性が高いと、どういいのでしょうか?

天然繊維のメリットは吸湿性の高さ

綿、シルク、ウールなどの天然繊維の最大の特徴は、吸湿性の高さです。逆にポリエステルやアクリルなどの合成繊維は糸の中に水分を含みにくいため、静電気が発生しやすくなります。

化学繊維のメリットは滑らかさ

ではそもそも、化学繊維ってどんなものでしょうか?ポリエステルやポリウレタン、アクリルなどは石油などを原料に化学的に合成したものです。また、レーヨン、キュプラなどは天然繊維を化学的に加工して作られています。それぞれ原料が違うので、繊維が持つ特性も異なるのですが、共通点としては、原料を溶かして糸状に成形するため、断面や表面の形状を制御できるということ。つまり、繊維の表面を滑らかに整えることができる、ということです。

繊維の分類図

レーヨンは吸湿性の高い化学繊維

化学繊維の滑らかさと、天然繊維の吸湿性の高さといった“いいとこ取り”をしたのがレーヨンやキュプラなどの再生繊維です。例えばレーヨンは、表面がつるつるしていて肌への摩擦が少ないことに加えて、吸湿性の高さは綿以上です。

綿とレーヨン比較表

敏感肌の方のために開発したメディキュア低刺激インナーは、天然繊維と化学繊維のいいとこ取りをしたレーヨンを使っています。
冬場は空気が乾燥しやすく、ただでさえ肌が荒れがちなので、着るものを上手に選んで、肌トラブルを防いでくださいね。

(注1)「衣服の帯電と皮膚障害」 奥窪朝子、酒井恒美。

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