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夏場におススメ!お腹の保護インナー
夏場にお腹を保護するための下着選びでお困りではないですか?ちょっとした下着選びのコツをご紹介します。
今年も暑い季節が近づいてきましたね。この季節にお腹の手術をする方は、術後の下着選びにお困りではないでしょうか?子宮筋腫や帝王切開など、手術後には傷口を保護できるもので覆い、刺激から傷口を守りたいですよね。また、オストメイトの方など、装具を固定するインナーをお探しの方もいらっしゃるのではないでしょうか?ただ、これからの季節で気になるのが、お腹を包帯や衣類で覆うと「暑い!!」ということです。そこで、夏場にお腹を覆う衣類を選ぶときに、少しでも暑さを軽減する方法についてご紹介します。
ポイント①吸湿性の高いものを選ぶ
体感温度は、温度だけでなく湿度の影響も大きく受けます。温度はそれほど高くなくても、湿度が高いと暑く感じるのです。湿度が高いと蒸れて不快、というだけでなく、暑さも感じやすくな るので、湿度コントロールに気を配りましょう。綿やレーヨン、キュプラなどは吸湿性の高い素材ですので、これらが多く含まれている素材は衣服内の湿度が上がりにくく、体感温度を低く保つことができます。つまり、湿度を下げることが暑さを緩和するのに役立つのです。
ポイント②ぴったりフィットするものを選ぶ
実は素材の違いよりも、暑さに大きく影響するのが空気の存在です。空気の断熱効果は非常に高く、肌と衣類の間に空気層がたくさんあって空気の出入りが少ないほど、保温性は高くなります。冬のダウンジャケットなどを想像すると分かりやすいですね。逆に考えると、夏場にはこの空気層を作らないようにすることで、暑さを軽減できます。空気層を作らないようにするためには、肌にぴったりフィットするストレッチ性の高い衣類を着るのがおススメ。一見、肌に張り付いて暑そうに感じるかもしれませんが、熱を外に逃がすには効果的な方法なのです。
素材や仕様に着目して衣類を選ぶことで、夏場の暑さを和らげることができます。衣類選びを工夫し、夏場を快適に乗り切りましょう。
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