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乳がん治療経験者のお悩み調査 ②

2020年7月1日

「乳がん治療経験者のお悩み調査①」では、乳がん治療経験者が抱える体のお悩みについてご紹介しました。今回は、メディキュア前開きハーフトップの着用感に関する声をご紹介します。

乳がん治療に伴う体のお悩みとしては、手術による創の痛みや腕の上がりにくさ、放射線治療の影響による皮膚の乾燥などが多く挙げられました。これらのお悩みに対応したメディキュア前開きハーフトップを、乳がん治療経験のある方に着用いただきましたので、その声をご紹介します。

前開きハーフトップは、手術や治療で敏感になった肌のために、縫い目を最小限に抑え、前開きタイプにすることで着脱しやすさを実現したハーフトップです。ゴムやワイヤーを使わず、バスト全体を優しく包み込みます。

メディキュア前開きハーフトップの着用評価結果

調査は、乳がん治療経験のある女性64名を対象に、2018年3〜4月および2019年1〜4月に実施しました。アンケート調査形式でメディキュア前開きハーフトップの着用感について確認したところ、肌触りについて9割以上の方から「良い」と評価いただきました。胸に当たる部分は縫い目をなくし、刺激を少なくしていることが、肌触りの評価につながったと考えられます。

着用者の声

・柔らかくフィット感があるので、擦れによる痛みが軽減されました。
・リンパを切除しているので脇の下は圧迫感があり擦れる感じがして嫌だなと思っていたのですが、この商品は自分に合うようにカット出来るのですごく良いです。
・しめつけがないにもかかわらず、フィットし、ズレがない。縫い目がないところも創に当たらず良かったです。
・私は胸が大きいので、すぐずり上がってしまいました。
・手術後は色々な下着を買いましたがなかなかベストな商品がありませんでした。こちらは（前開きになっているため、腕が上がりにくい状態でも）肩が痛くなく、とても着やすいです。

メディキュア前開きハーフトップは、乳がん治療によるお悩み軽減にお役立ちできており、メーカーとしては嬉しい結果となりました。しかし、バストサイズの大きい方への対応は今後の課題です。今回寄せられたご意見をもとに、より良い商品開発へつなげてまいります。