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この度、グンゼでは腹部手術後の患者ケアに携わっている看護師さんにアンケートを実施しました。ご協力いただいた看護師さん56名から、術後の下着に関する患者さんからの相談、それに対してのアドバイス内容について伺いましたのでご紹介します。

「『下着のウエスト部分が傷にあたって痛い』や『当たることが心配』といわれる方が時々いらっしゃいます。またストーマ造設後の患者さんから下着の選択について相談され、『大きめのものやハイウエストのものを選択してみては』とお伝えすることがあります。」

「創部に下着のゴムの部分があたるため、上物の肌着の上に下物の下着を重ねるようにする、ハイウエストの下着をつける、などをアドバイスしています。」

「ストーマを下着の中に入れるか入れないか、といった相談を受けます。ストーマ袋を下着の中に入れると、ストーマ袋で皮膚障害を起こしてしまいます。ストーマ袋を下着に入れないと、下着を持ち上げる時にストーマ袋、面板も持ち上げてしまい排泄物の漏れになることがあります。着けられる下着によって入れるか入れないか、あるいは下着自体を変更することなどを、相談者と話し合って決めています。」

「人工肛門造設後の装具と下着の干渉がないか、社会復帰に向けて上手く固定できないか、などの相談を受けます。」

このように医療の現場では、患者さんの状態やお悩みを知っている看護師さんだからこそできる具体的なアドバイスをされていることが分かります。一人一人の患者さんに寄り添って、術後の傷だけでなく、下着を含めた生活のケアも行われているのですね。術後の下着選びでお悩みの患者さんは、一度看護師さんに相談してみてはいかがでしょうか？また、下着のアドバイスでお困りの看護師さんは、グンゼまでお問い合せください。