もっともっと、メディキュア!

おなかのキズにやさしい術後用ショーツ選びのポイント

2023年4月12日

おなかのキズにやさしい術後用ショーツ選びのポイント

手術の前には、心配や不安がいっぱいあり、「下着のことまで気が回らなかった!」というお声をお聞きします。
今回は開腹手術・腹腔鏡手術などのおなかの手術を受ける方に知ってほしい「術後のキズにやさしいショーツ選びのポイント」をご紹介いたします。

下着も意外と大切です。

最近は、腹腔鏡手術などの傷口が小さく、体への負担が少ない手術が増えていますが、術後にキズの痛みでお悩みの方は多いです。 「キズの痛みに下着が役に立つの?」と思われるかもしれませんが、下着を工夫することで「キズへの刺激がやわらぎ、術後の生活が楽になった。」というお声をいただいています。 開腹手術や腹腔鏡手術を受ける予定のある方は、ぜひ今回ご紹介するポイントを意識して術後用ショーツを選んでいただけると嬉しいです。

術後のキズにやさしいショーツ選びのポイント

1.キズをすっぽり覆って擦れにくい

キズをすっぽりカバーすることでキズへの刺激を軽減します。ハイウエストタイプのショーツがおすすめ。

キズをすっぽり覆って擦れにくい

2.ゴムや縫い目がない(キズにあたらない)

ゴムや縫い目がない(キズにあたらない)

腹部手術後の下着に関するお困りごとで一番多いのは、「ゴムや縫い目の刺激」です。事前にキズの位置や大きさを確認して、ゴムや縫い目がキズにあたりにくい下着を選びましょう。

3.よく伸びて、しめつけにくい

術後は腹腔鏡手術のガスや手術によるむくみでお腹がぽっこりすることがあります。そのため、大きめのマタニティショーツなどを選ぶ方もいらっしゃいます。ただ、「大きすぎてゆるゆる」だとショーツがキズに擦れやすくなります。いつもより大きいサイズを選ぶ際も、ある程度フィット感があるものを選んでください。術後用ショーツは、「ゆるゆる」ではなく「のびのび」がポイントです。

よく伸びて、しめつけにくい

4.やわらかく心地よい肌さわり

やわらかく心地よい肌さわり

やわらかく心地よい素材(刺激の少ない素材)でお腹のキズをカバーしましょう。

今回は、術後用ショーツ選びのポイントをご紹介しましたが、下着だけではなくパジャマや服もキズへの刺激にならないような締め付けの少ないものを選ぶのがおすすめです。
今回のお話が入院準備や術後の生活のお役に立てれば嬉しく思います。

この記事に関連する商品

ハイウエストショーツ 詳細ページへ

こちらの記事もオススメ

お腹の手術後の下着、みんなどうしてる?①

お腹の手術後の下着、みんなどうしてる?①

お腹の手術経験のある女性を対象に、術後の下着選びに関する調査を行いました。術後の体に合った下着を選ぶための情報収集場所や、着用のきっかけについてご紹介します。

2020年8月19日

腹腔鏡手術の入院準備に術後用の下着は必要?~腹腔鏡手術をされた方のコメント紹介~

腹腔鏡手術の入院準備に術後用の下着は必要?~腹腔鏡手術をされた方のコメント紹介~

腹腔鏡手術後に術後用下着としてメディキュアハイウエストショーツを使用された方のコメントをご紹介します。

2022年8月10日

看護師さんが教える!お腹の手術後のケアポイント

看護師さんが教える!お腹の手術後のケアポイント

帝王切開や婦人科系の手術など、お腹の手術は女性にとって意外と身近なものです。そんなお腹の手術後のケアには、痛みのケアと創あとのケアが大切です。

2020年8月5日